blog 秋月の紅葉Posted on December 1, 2009December 9, 2019 先日、秋月に紅葉を見に出かけました。 下調べが甘く、紅葉のピークの時期を少し外してしまったので、まだ緑の部分が所々残っていて 少々残念な思いをしました。 秋の小石原焼・民陶祭で見かけた太田潤氏の手吹きガラスがとても綺麗で、 調べてみると工房兼ギャラリーが秋月の野鳥という場所にあるということを知りました。 秋月城跡付近より古処山の登山口まで続いている自然歩道を20分くらい歩いて行くと工房まで 辿り着くのですが(車で行くこともできます)、この道が緑に囲まれた野鳥川沿いのとても気持ち の良い歩道でした。 工房で聞いた話によるとこの自然歩道は今でも蛍が見られるらしく、その季節は蛍の光がとても 美しいそうです。 太田潤氏のギャラリーでは暫しの間、大量の手吹きガラスの作品を見学しました。 手吹きのため一点一点が微妙に違うため、自分が好きな色・形のものを選んで数点購入しました。 ギャラリーを出た後は、すぐ近くの蕎麦屋「ちきた」で昼食をとることにしたのですが、このお店が 驚くほどの人気店で、結局二時間近く待つことになってしまいました。 電話予約はして行くべきでした。 周りの景色もお店の雰囲気もとても良くて、古処鳥を使用した地鶏そばはとても美味しかったです。 秋月城跡からの自然歩道沿いには、「葡萄月」というワインのセレクトショップがあり、 看板に雑貨という表示があったので中をのぞいてみたら、ここもまたとても素敵なお店でした。 古民家を再生して作られた店内には、ワインと一緒にオーナーの趣味で集められた陶器やアン ティーク雑貨、ポスター等が並んでいて、お店ではオーナーさんに直接、雑貨の話や興味深い 民藝の話をうかがうことができました。 建物の半分は版画をされているオーナーさんのアトリエになっているそうです。 九州の小京都と呼ばれている秋月は古い町並みや、美しい自然の残る場所がたくさんあって、 ゆっくり散策するのもとても楽しい街だと感じました。