30~40坪ほどに区分けされた宅地が立ち並ぶ住宅地にUR邸は建っています。
施主が元々建っていた住まいに居住していたお父さんのために計画されたすまいで、古い住宅を解体し今回新たに建築させていただきました。
外観はシンプルな切妻屋根の形状となっており、外装にはトーンを落とした木目のサイディングを使用、一部アクセント壁としてグリーンの塗装を施しました。
南側に隣家が近接した採光上は不利な条件の土地でありながらも、リビングの中心に配置した吹抜や2階の天窓から自然光が降り注ぎ、明るく気持ちの良い室内空間となっています。
また、暖房器具として薪ストーブを採用しており、吹抜けや階段スペースにより暖気が室内を循環し家中をあたたかく保つ事ができます。
2階の吹抜周りには手すり兼用の本棚を設置、多くの書籍類をすっきりと収納することが可能です。
その他の作り付けの収納や、キッチン部分のイエローのタイルなど随所にこだわりが散りばめられています。
コンパクトでありながら開放的なスペースが広がり、のびのびとした生活を送ることのできる機能的で楽しいすまいが完成しました。
佐世保市中原町2020年11月28日竣工
# 新築