ケアハウスとうめいの敷地内に同施設のための集会室を増築させていただきました。
入居者の皆さまが昔から慣れ親しんでこられたふるさとの木造建築の良さを再現できるよう、木造平屋建て・方形屋根という日本の伝統的な木造建築の形状・工法を採用しています。
外部仕上げは白を基調とした左官仕上げ、屋根や柱梁材に黒色を使用、シンプルで引き締まった外観としています。
内部は構造体を全て現しとし、室内に入るとそのダイナミックな架構を楽しむことができます。また、屋根頂部には排煙機能を兼ねた開閉式のトップライトを設置しました。
仕上げは壁を外部同様に左官仕上げとし、床は杉の厚板、天井材には檜板を使用しています。自然素材を多用することにより木の香りに包まれた明るく気持ちの良い空間となっています。
建物の両サイドには、内部床とつながりのある大きめの縁側を設けており、外部からでも内部からでも常時快適にくつろげるスペースとなっています。