トモハウス民家再生第2弾プロジェクトとして、
新しく生まれ変わったYama邸は、
約築60年の母屋に新たに約30年前に増築された家の民家再生であった。
既存の家の傷みもひどく、家の約90%を解体した。
全て手作業での解体工事となったため、約3ヶ月の工事期間を要した。
既存の骨組み、基礎だけを残して、昔の住んでいた頃の面影を残しながらも、
和を大切にした住みやすい空間となって生まれ変わった。
壁でいくつかの部屋に仕切られていた既存1階の空間を
決められた空間の中にも開放感のある陽あたりの良い、
快適な空間として再生された。
水周りの配置は、ほぼ同じだが今までの暗い空間から
明るい風通しのよい空間となった。
オーナーのご希望は“和を大切にした空間”への民家再生であった。
リビングには梁をだし、
また、玄関前の目隠しには、解体ででた木材を再利用している。
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